認証評価

 本学(高田短期大学)は、令和3年度(一財)大学・短期大学基準協会による認証評価の結果、令和4年3月11日付で「適格」と認定されました。特に優れた試みと評価できる事項として、「建学の精神」「内部質保証」「教育課程」「学生支援」「人的資源」「物的資源」「学長のリーダーシップ」の7領域の8件の事項が取り上げられました。

基準I 建学の精神と教育の効果

[テーマA 建学の精神]

  • 建学の精神を学ばせる「高短one dayセミナー」等、複数のセミナーにおける事後のアンケート結果でほぼ全員が「満足している」、「どの講座もわかりやすく、充実した半日となった」と回答している。

[テーマC 内部質保証]

  • 欠席過多の学生など、学習面での課題を抱えた学生の早期発見・対応に関して、学外からもアクセス可能なWEB出席管理システム「TKS(高短教務システム)」を用いており各学生の出席状態を即時確認し、ゼミナール担当教員を中心に、学科・コース教員間でも連携しながら個別指導を行っている。

基準II 教育課程と学生支援

[テーマA 教育課程]

  • 年4回行われている仏教行事に参加した学生の「仏教行事レポート」を全教員が目を通すことにより、建学の精神や教育の理念がどの程度理解され、浸透しているかの把握につなげている。共通卒業認定・学位授与の方針による「いのちの平等・尊厳性への気づき」「生かされていることへの感謝」「倫理観」の学習成果の把握や、それ以降の行事改善の資料としても活用されている。
  • 資格取得に向けた具体的な取り組みを各学科で実践している。簿記科目では簿記試験前期間の土日(年3期間)に非常勤講師、専任講師が学内で集中対策講座を実施している。また、子ども学科では実習の前に学生が園の様子を体験できる「自主実習」、「見学実習」の他、1年次に見学実習で半日、学科教員全員が分担して実習先を訪問する機会を設けている。

[テーマB 学生支援]

  • 全学的なノートパソコンの配布により、学生がパソコンを活用する能力、情報活用する能力を向上させている。具体的には、クラウド型の学習管理システム導入や遠隔授業導入において、学習ツールとしてのパソコンの活用ができており、授業以外のボランティア活動、日常的な活動での利用にもつながっている。

基準III 教育資源と財的資源

[テーマA 人的資源]

  • 学生数の割にはキャリア支援担当の職員を多く配置し、きめ細かなキャリアサポートを実施して高い就職率を維持している。

[テーマB 物的資源]

  • カフェテリアにはコンビニエンスストアが入り、BGM有線放送も備わっている。図書館では、学生ボランティア「図書館メイト」に協力してもらい学生目線で利用しやすい設備が整っている。

基準IV リーダーシップとガバナンス

[テーマB 学長のリーダーシップ]

  • 学長は、教職員を統督しており、教員ごとに「教員活動自己点検・評価シート」を作成し、年度当初に学長面談を行い、各教員の現状把握や教育研究活動の向上・充実に取り組んでいる。

正式な結果は、本学の機関別評価結果をご覧ください。

適格認定

 

 

本学は、令和3年度(一財)大学・短期大学基準協会による認証評価の結果、適格と認定されました。