本学の自己点検・評価活動は、本学の教育研究活動及び管理運営等の状況について自己点検・評価を行い、改善に努め、その結果を公表し、本学の存立意義を広く社会に提起するとともに、本学の教育研究活動を活性化することを目的としています。

　「高田短期大学校務運営に関する細則」で定めている自己点検・評価委員会が自己点検・評価活動の中心となっており、短期大学全体の自己点検・評価活動への取り組みを行うとともに、その構成委員が各種委員会・学科・事務局・センターの長であることから、各所属している組織の自己点検・評価活動に取り組んでいます。

　また、教員のFD活動、職員のSD活動にも取り組んでおり、建学の精神、自己点検評価活動、人権、個人情報保護、プレゼン技法などの教職員研修や、職員のマナー研修なども実施しています。

　本学は、自己点検･評価委員会を設置した平成6年から自己点検・評価活動を進めています。それ以降3年に一度学内の状況を点検し、自己点検･評価報告書にまとめてきました。平成13年から15年にかけては足利短期大学との相互評価活動を進め、その成果を平成15年度に報告書にまとめました。そして平成17年度には、地域の大学、短期大学、高等学校、企業などの分野の方々に外部評価委員を委嘱し、外部評価を実施し、平成18年度に報告書をまとめました。このような自己点検・評価活動の歴史があって、本学は平成19年度に財団法人短期大学基準協会による第三者評価を受け、平成20年3月19日付で「適格」と認定されました。

　名古屋経営短期大学様との相互評価を計画し、平成22年度に名古屋経営短期大学様を本学の評価員が訪問調査しました。平成23年度には、本学は自己点検評価報告書をまとめ、それにもとづき、名古屋経営短期大学様の訪問調査を受け評価をしていただきました。その後協議を進めて、相互評価報告書をまとめました。

　平成26年度には、財団法人短期大学基準協会による第2クールの第三者評価を受け、平成27年3月27日付で「適格」と認定されました。

　平成28年度に、外部からの意見を幅広くいただき今後の短大の在り方を検討していくために、「外部評価委員会」を設置し、平成29年度に第1回外部評価委員会、平成30年度に第2回外部評価委員会を実施しました。

　大阪城南女子短期大学様との相互評価を計画し、令和元年度には、自己点検評価報告書をまとめ、それにもとづき、大阪城南女子短期大学様の訪問調査を受け評価をしていただきました。令和2年度には大阪城南女子短期大学様を本学の評価員が訪問調査する予定でしたが、コロナ禍の影響により、リモートにて調査を実施しました。

　令和3年度には、一般財団法人大学・短期大学基準協会による第3クールの認証評価を受け、令和4年3月11日付で「適格」と認定されました。