11月27日（水）14時40分から16時20分まで、図書館グループワークエリアで図書館公開講座第２回「伊勢物語－『むかしをとこ』の熱量、その根源にあるもの」を実施しました。　　

　歌物語として広く知られる伊勢物語について、古典作品ならではの表現方法や伊勢物語の魅力を構成する重要な要素である「雅び」のイメージ、各句の初めに物の名前などを１文字ずつ置いて読む和歌の技法である折句の外国語訳などを紹介しました。また、三重県の伊勢が出てくる段や、国語の授業ではあまり取り上げられない段など全体的なストーリーにも触れ、途中に朗読もはさみながら解説をお聞きいただきました。

　講座最後には参加者の皆様にマイクをお持ちいただき、ご意見や感想をいただきました。参加された方からは、三重県と関わりがあることを知らなかった、在原業平の人物像が変わった、興味を持ったので読み直してみたいといったお声をいただきました。

　次回の第３回は、「バルバラ－共生のためのシャンソン」をテーマに令和７年2月26日（水）に開催予定です。（申込受付はすでに終了しております。）