4月のある日。3階にある研究室で仕事をしていると「だるまさんが♬ころんだ♪」と学生の元気のよい声が窓の外から聞こえてきました。研究室の窓から下をみると、8人の学生がだるまさんがころんだを楽しんでいるようです。「よ～して」と叫びたい気持ちを抑えながら「だるまさんが♬ころんだ♪」の掛け声に合わせて、研究室の窓から、こっそり顔を出したりひっこめたりしてしまいました。あそびの楽しさをいつまでも忘れずに、保育に取り組んでほしいなと思います。

勤務し始めてすぐのこと。自分の靴箱の場所がわからず、校舎を歩き回っていました。そこへ、出勤してきた同僚の先生が、靴箱の場所を探しあて教えてくれました。とてもうれしかったです。みなさんも困っている人をみかけたらやさしく声をかけてあげてください。

●経歴

・平成27年4月～令和3年3月　学校法人夙川学院　神戸教育短期大学（旧：夙川学院短期大学）　勤務

・令和3年4月～令和4年3月　学校法人日ノ本学園　姫路日ノ本短期大学　勤務

・令和4年4月～令和5年3月　学校法人甲南女子学園　甲南女子大学　勤務

・令和5年4月～令和6年3月　学校法人作陽学園　くらしき作陽大学　勤務　

・令和6年4月～　本学　現在に至る

●著書

・『教育相談の理論と実践』（共）（令和2年10月、ふくろう出版）

●学術論文

・「発達障害のある子どもの保護者に対する支援の動向と実践的課題」（共）（平成21年6月、『岡山大学大学院教育学研究科研究集録』第141号）

・「学童保育所における発達障害のある子どもへの降所支援－応用行動分析の技法を取り入れた飛行機ごっこ遊びを用いて」（単）（平成24年5月、日本学童保育学会紀要『学童保育』第2巻）

・「学童保育における保育者は子ども同士をどのようにつなげようとしているのか？―修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ（M-GTA）を用いた保育者の語り分析から」（単）（平成25年12月、日本保育学会『保育学研究』第51巻、第2号）

・「つながる先をつくることの意義－鉄道サークルの学童保育実践を通して」（単）（平成27年3月、夙川学院短期大学『研究紀要』第42号）

・「保育実習で学生が子どもとのかかわりでうまくいかなかったことは何か－保育実習ⅠAにおけるエピソード記述の分析から」（共）（平成28年3月、夙川学院短期大学『教育実践研究紀要』第10号）

・「発達障がいのある子どもの保護者が学童保育実践に求める支援の検討－保護者の語りから」（共）（平成30年5月、日本学童保育学会紀要『学童保育』第8巻）

・「保育者を志望する学生の自己肯定感の育成をめぐって－現保育者から学生に対する期待と学生自身の自己点検の分析」（共）（令和2年3月、神戸教育短期大学『研究紀要』第1号）

・「with コロナ時代の保育者のやりがいと労働環境－姫路市における保育の人材確保」（共）（令和4年3月、姫路日ノ本短期大学『研究紀要』第44巻）

・「パソコンを活用した保育実習記録作成について」（共）（令和5年3月、姫路日ノ本短期大学『研究紀要』第46巻オンライン出版）

・「姫路日ノ本短期大学専攻科の学生によるオンライン保育実践」（共）（令和5年9月、姫路日ノ本短期大学『研究紀要』第47巻オンライン出版）

・「就職後1・2ヶ月の新人保育者がフィールドでかんじた保育者として必要なこと」（共）（令和6年3月、姫路日ノ本短期大学『研究紀要』第48巻オンライン出版）

●学会および社会での活動

・平成25年5月　第8回愛媛学童保育講座分科会講師

・平成25年7月　岡山県放課後子どもプラン合同研修会分科会講師

・平成25年11月（三重県）・12月（徳島県）、平成26年9月（岐阜県）・11月（石川県）　日本放課後児童指導員協会講習会講師

・平成26年6月　岡山市学童保育連絡協議会指導員研修会講師

・平成28年1月　奈良県放課後児童支援員研修会講師

・平成28年3月　第 8 回「兵庫の保育を考える会」分科会講師

・平成31年1月・3月、令和2年2月、令和6年2月　姫路市放課後児童支援員研修会講師

・令和元年6月・7月・9月・11月、令和2年1月　全日本建設交運一般労働組合全国学童保育部会姫路支部主催学童保育学習会講師

●所属学会

・平成21年7月～　日本質的心理学会

・平成22年9月～　日本保育学会

・平成23年6月～　日本学童保育学会

・平成28年3月～　日本保育者養成教育学会