特色あるキャリア育成基幹科目
キャリア育成学科 特色あるキャリア育成基幹科目
オフィスワークコース、介護福祉コースともに、将来の職能の種別に関係なく、どのような職業であっても必要とされるヒューマンスキル、社会人基礎能力、将来のライフスタイルと仕事のあり方をデザインする力を養成する基幹科目群です。
1.キャリア
キャリア育成基幹科目は、どのような職業に就いても必要とされるヒューマンスキル、社会人基礎能力のほか、将来のライフスタイルをデザインする力まで、幅広くキャリアをデザインする力を養成する基幹科目群です。その中でも特に、キャリアをデザインする力は基盤となります。そのため、「キャリアデザインI」は、両コースの学生ともに必修科目となります。「キャリアデザインII」では、短・中・長期間キャリアをデザインする力の修得をめざし、「キャリアガイダンス」は、就職活動や進学に関する準備や進め方について具体的に学びます。
2.コミュニケーション
適切なコミュニケーションを取る能力は、学生生活や就職活動、卒業後の社会人生活のあらゆる場面で求められます。就職活動やビジネス現場で求められる文書作成能力を身につける「文書技法」、口頭によるコミュニケーション・スキルを実践する「言葉とコミュニケーション」、自分の考えを分かりやすく伝える能力を養う「プレゼンテーション」、日常生活程度の英会話力を目指す「英会話」、また、留学生向け科目として「日本語会話I・II、日本語作文I、日本語II・III」が開講されています。
3.ビジネスマナー
ヒューマンスキル育成の側面の一つである「ビジネスマナー」は、社会人としての基礎的な知識や常識を学ぶための領域です。社会の中で円滑な関係を保つためのマナーや常識を身につけることを目的としています。1年次に「ビジネスマナーI、II」でビジネス、オフィスでの常識やマナーについて学びます。
4.アクション
社会人基礎能力育成の側面の一つである「アクション」は、経験や体験を通して前に踏み出す力を身につけるための領域です。開講されている科目は、企業や団体等で働くことを通して自分の課題を発見することを目的とした「社会体験実習」と、その実習に参加するための準備学習である「社会体験学習」があります。また、ボランティア活動を体験する「ボランティア実践Ⅰ,Ⅱ」や、就職内定後就職先や同業種で働き、スムーズに社会へ移行できるための「ビジネス実践」を配置しております。
5.チームワーク
社会人基礎能力育成の側面の一つである「チームワーク」は、どのような職場においても必要な、人と人とが協働することを学ぶための領域です。科目は、チームでのプロジェクト体験を通して協働することの基本を学ぶ「チームワーク演習」、職場での人間関係についてケースを用いて学ぶ「ケース・メソッド」を配置しています。
6.シンキング
社会人基礎能力育成の側面の一つである「シンキング」は、職場での課題を実際の調査やデータを元に事実から現象を言語化するために考え抜く力を育成する領域です。数的処理の基本を学ぶ「数学演習」、EXCELを使って、データを統計的手法やOR手法によって加工し、そのデータが意味しているところをわかり易く表現する力を養成する「統計処理」、実際の市場からデータを得て分析する手法を学ぶ「市場調査」があります。
7.ゼミナール
「ゼミナール」領域は、キャリア育成基幹科目の総合的な領域で、アドバイザー教員の指導の下、少人数でのグループ活動を通して、基本的な学習、調査、研究、討論、まとめ、発表を体験し、社会人としての基礎能力を総合的に身につける領域です。1年後期の「ゼミナールI」では、1年前期の「スタートアップゼミナール」を受けて、ゼミナール教員の専門領域についての学びや実践活動の体験など基本的な学習を行い、2年次の「ゼミナールII、III」では、それぞれの学生の進路目標と学んできた内容から各自が設定したテーマを追求し、調査や研究、討論、まとめ、発表などの活動を通じて総合的な学習を行います。