特色ある専門応用科目

介護福祉コース 特色ある専門応用科目

介護福祉士養成のため特徴的な科目や本学独自のユニークな科目の中から、いくつかの特色ある科目を紹介します。

医療的ケア

喀痰(かくたん)吸引と経管栄養の基本を学ぶ

モデル人形を使って喀痰(かくたん)吸引と経管栄養を正確にできるように基礎から実践まで学ぶ試験形式の授業です。介護現場で介護福祉士も行う医療的なケアをしっかり身につけます。

生活の理解

生活に必要な被服と住居の知識と技術を学ぶ

高齢者・障碍者が安心・安全に暮らすことができるよう、被服や住居について学びます。被服では裁縫実習、住居では簡単な図面製作などを行います。

介護過程

個別援助計画を立案するための基礎を学ぶ

単に衣食住が安定するだけの支援に止まらず、介護過程の各段階をまとめ、利用者さん一人ひとりに適した介護計画が立案できる力を養います。

基礎生活支援技術

利用者さんの自立に向けた生活支援能力を養う

利用者さんの自立に向けた食事支援・口腔ケア支援・身支度(更衣)の知識・技術の演習を行い、基本的技術を身につけます。実習で必要となる技術なので、何度も繰り返し練習をして技術を定着させます。

応用生活支援技術

障害の特性に応じた支援技術を学ぶ授業です。

写真の授業では聴覚障害者の理解を深めると共に、

コミュニケーションの手段としての手話の基本を身につけます。手話を学ぶことで、コミュニケーションの世界が広がります。

ゼミナールI(1年)/ゼミナールII・III(2年)

少人数のグループに分かれて、学生と教員とが身近に接しながら行われるゼミ形式の授業です。1年生のゼミナールIでは、介護福祉コース独自のテキストを使って、介護福祉士の国家試験がどのようなものなのか学び、レポートの作成方法、資料の探し方などを演習します。2年生のゼミナールII・IIIでは、研究テーマの設定や研究計画、まとめ方、発表の方法など学び、介護や福祉の問題を実践的・総合的にとらえる力を養います。

介護福祉演習

2年生後期に開講する科目で、2年間のまとめの授業です。専任教員全員が担当する分野の総括をし、理解が不十分な箇所を補ったり、重要事項の再確認を行います。「介護福祉演習I」は主に社会福祉や心理学の領域、「介護福祉演習II」は主に介護、看護、医学の領域です。国家試験に対応できる力を養います。