キャリア育成学科
学科紹介
教育目的
良好な人間関係を築く力である「ヒューマンスキル」と、多様な人々とともに仕事に取り組むことができる「社会人基礎力」を持ち、専門能力を身につけ地域社会で活躍できるオフィスワーカー、介護福祉士を育成することが学科の教育目的です。
教育目標
一人ひとりの学生が、キャリアデザインに必要な力を身につけ、描いたキャリアを実現する力を育てます。
笑顔でコミュニケーション(Smile)ができ、常に自分の技術や能力を高めようとする向上心(Skill)を持ち、仕事やものごとに対して誠実に(Sincerity)取り組み、「あなたでなければ」と言われるような、地域や職場で信頼される人を育てます。
特色
キャリアデザインを描く力の育成
目の前の就職活動や進学に関する準備や進め方を学ぶだけではなく、将来のライフスタイルを見すえて、幅広くキャリアをデザインする力を身につけます。
学科での学びを通して、キャリアを実現する力と、卒業後の進路から将来の働き方について、自立して考え歩んでいける力を身につけます。
ヒューマンスキルと社会人基礎力の育成
どのような業種や職種であっても、どのような職場であっても必要とされるヒューマンスキル、社会人基礎力を身につけます。ヒューマンスキルとは、笑顔であいさつができる、「はい」と返事ができる、常識をもっている、社会のルールがわかるといった、良好な人間関係を築くための能力です。また、社会人基礎力とは、多様な人々と仕事をするための基礎的な能力で、前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力から成ります。このような、汎用的な能力を身につけることを重視しています。
各専門能力の育成
描いたキャリアデザインを実現するために、必要な専門能力を育成します。
オフィスワークコースでは、オフィス、ビジネス、会計、情報、医療・福祉分野の専門的なビジネス実務を学び、卒業時には「ビジネス実務学」を専門領域とする短期大学士の学位を得ることができます。
介護福祉コースでは、人間と社会、介護、こころとからだ、医療的ケア、介護福祉演習など専門的な介護の知識・技能を学び、介護福祉士としての専門能力を身につけ、卒業時には、「介護福祉学」を専門領域とする短期大学士の学位を得ることができます。
資格取得支援-キャリアデザインの実現に向けて
それぞれのコースの専門にあわせて、様々な検定や資格を取得することができます。各コースの授業で取得に向けた支援をしています。
オフィスワークコースでは「ビジネス系、情報系」の検定合格に力を入れています。
介護福祉コースでは、国家資格である「介護福祉士」の養成が中心となります。
「社会福祉主事任用資格」「ピアヘルパー受験資格」
「介護福祉士」「社会福祉主事任用資格」 「レクリエーション・インストラクター資格」「ピアヘルパー受験資格」
将来の姿を描き、キャリア育成学科で大きく羽ばたこう。
社会に出る前に、将来についてより深く考えることが必要です。これをキャリアデザインといい、本学科では学習の中心に据えています。キャリア育成学科では、将来の自分の働き方、つまりキャリアデザインを描くキャリア教育からスタートし、描いたキャリアを実現するために、各コースで、社会で求められる汎用的な能力と進路に応じた専門の能力を身につけます。人と人との良好な関係を築く力である「ヒューマンスキル」と、多様な人々と一緒に仕事をするために必要な「社会人基礎力」は、どの職場でも、どのような職業に就いても必要とされる能力です。この能力とコースで展開される専門能力を身につけ、「あなたでなければ」と求められる人材となって、社会に大きく羽ばたいてほしいと願っています。
キャリア育成学科長 野呂 健一