公開講座

仏教教育研究センター 公開講座

令和6年度仏教教育研究センター公開講座

講座1

講座名
能楽をめぐる仏の教え-謡曲「羽衣」を中心として-

講座内容

日本の古典芸能である「能楽」はユネスコによって「人類の口承及び無形遺産に関する傑作」として
宣言(二〇〇一)され、六百年以上も続いてきた舞台芸能としての価値が国際的に認められました。
一方で能楽の根底にある仏教思想が日本人に理解されないままでは形だけの継承となり、
中身のない文化で終わってしまいます。この講座を通じて今の日本人が忘れてしまった心(仏の教え)
を能楽の中に見出していただきたいと思います。

開催日令和6年 6月 6日(木)

時間 13:30~15:30

場所 高田派本山専修寺 高田会館ホール

定員 100名
受講料 無料
担当

 中村 宜成(真宗高田派光輪寺住職)

受付期間

5月1日(水)~5月30日(木) ※会場で当日受付も行います

講座2

講座名
真慧上人と一身田

講座内容

高田派専修寺第十世真慧上人(1434~1512)は、従来の説では、寛正元年(1459)に
伊勢地方へ入り、寛正六年(1465)の大谷本願寺破却事件の頃には一身田に御堂が建立されて
いたと考えられてきたが、現在、一身田に無量寿寺(現在の高田本山専修寺)を建立したのは、
明応年間(1492~1501)の前半くらいであるとされている。その後、活発な伊勢教化を
実践されたのも、文亀二年(1502)に住持職を十三歳の応真上人に譲ってからであると考えら
れている。本講座においては真慧上人と一身田との関わりや教化活動の実践について考察していきたい。

開催日令和6年10月18日(金)

時間 13:30~15:30

場所 高田派本山専修寺 高田会館ホール

定員 100名
受講料 無料
担当

藤田 正知(高田中・高等学校教諭)

受付期間

5月1日(水)~10月11日(金) ※会場で当日受付も行います